天然温泉・プール、スパもある最高級リゾート

打ち水された露地を進み、玄関ホールへ入っていくと、長い長い柱廊が現れます。まるで、これから始まる夢のようなひとときへと誘うゲートのよう。館内はモダンなデザインと、木材や瓦といった和の素材が融合し、オリエンタルなムード。海外からのゲストが多…

お宝が続々、約400年の由緒

皇女和宮が湯治のために逗留し、宿名の名付け親は伊藤博文という約400年の歴史ある老舗旅館。 大正時代に増改築された建物は、神代杉などの銘木を使い、現在では再現不可能といわれる珍しい「総もたせ」というつくり。 自家源泉を3本持つ温泉は、ホタル舞い…

山の幸

一方山の幸が豊富といえば、関東近くだと長野でしょう。蓼科高原や上高地と自然が多くあり、ホテルも多くあります。この時期だとイルミネーションも見れるかもしれません。9つの湯がある滝の湯はお勧めです。詳細はコチラから。

渓谷と巨石の野天風呂

緑まぶしい吊り橋を渡って、昔懐かしい感じの湯宿へ。李朝の家具などが配されたロビーは、小粋なレトロモダン。湯坂山を臨む客室は、それぞれ趣きの異なるつくりになっています。雄大な自然が満喫できる露天風呂は2つ。眼下に早川が流れる渓谷の野天風呂と、…

かけ込みセーフ

それを知ったときは、たいていの親は死んでいて、「ワガママをしたいときには親はなし」となるけれど、かけ込みセーフでワガママ合戦にいどんでいる。 窓からクワガタが飛び込んできた。つかまえようとすると、羽音を響かせて逃げて行った。黒々とつやがある…

熱がしみてくる

「屋根があるし、壁もある」仙人も満足気に寝ころんだ。床の下から、モンワリと熱がしみてくるのは玉川温泉と同じである。ただし、玉川温泉よりは熱くない。玉川温泉は生オンドルで、こちらは醸造オンドルという感じがある。周囲の目を気にする心配はなく、…

採りたての山菜

山ウド、ミズ、ワラビ。マイタケ汁とタラの芽の天ぷら、フキノトウの漬け物。肉煮、ムツの照焼き。大広間の食堂でみんな同じ料理を食べている。 後生掛温泉にもオンドル小屋がある。ここは若竹寮という湯治部の部室で、床敷きの上にゴザが敷かれている。湯治…

大自然に囲まれて

長野県の蓼科にいい温泉がある。どこがいいかというと、大自然に囲まれて露天風呂に浸かれる点だ。自分がちっぽけな存在に見え、小さいことで悩んでも仕方ないなとさえ思えた。9種類の温泉は飽きが来なかった。のぼせるギリギリまで入ってしまった。 また、…

気になった部分

そういえば、富手一氏に送った花壇の設計のなかには、ちょっと気になった部分があったことを思い出しました。それはこんなところです。 頂部中央ニアケビ、草藤葛等デ囲ンダ一ッノ巨キナ奇怪ナ形状ノ論ヲ作リ中二強力ナ電燈ヲ点ジテ夜ノ花壇ヲ主宰サセタイト…

まるで二重人格

悪魔風のねずみ色と赤とを使い、いやしい形の花をわざと目立つように使ってみるなんて、まるで二重人格みたいなやり方ではないでしょうか。美しい花壇に、わざと悪魔めいた悪意を込めた花や彩色を紛れ込ませておくなんて。

悪意

けれど、この花壇の設計と施工の間に書かれた作品は『悪意』と名づけられていて、こんな内容です。「夜のあひだに吹き寄せられた黒雲が、山地を登る日に焼けて、凄まじくも暗い朝になった今日の遊園地の設計には、あの悪魔ふうした雲のへりの、鼠と赤をつか…

頭の下がるような熱心さ

先日三連休があったので、長野まで旅行に行ってきました。なかなかいい旅になりました。宿泊した温泉付きホテルがこれまたよかったのです。 他の方にも伝えたいのでこちらにURLを貼っておきます。 ここからは宮沢賢治の話となります。「完成ハ明后年春ヲ期シ…